まずはcastroことジェームス君について、前記事でも簡単な紹介をしましたが改めてご紹介します。
1988年イングランド北部のニューカッスル出身。美術大学でペインティングを専攻した後、ゴールドスミスカンパニーの研修プログラムでロンドンのハットンガーデンにある工房R.H. Wilkins Engravers Ltd.に派遣され、5年間の修行を積んだ若手のエングレーバー(彫金師)です。R.H. Wilkins Engravers Ltdはリングの図柄から、ウィンブルドンオープンやサッカーFAカップのトロフィーの名入れまでを請け負う、ハットンガーデンでも数少ない彫り専門の工房として知られています。そこでジェームスはシグネットリング(印章指輪ー写真中・右)の篆刻のスペシャリストとしての教育を受け、ゴールドスミスカンパニー主催のコンペにて受賞を重ねました。
これだけの短い期間で技術をマスターしたジェームスの"彫り"に対する情熱は熱く、一時期は本人曰く「見よう見真似で独学で。」タトゥーの彫り師を目指したり、大作の彫りの自習として銅製の湯たんぽに絵柄を彫ってみたりとまさに"彫りホリック"。今後このブログで紹介する「日本とイギリスの彫り方の違い」に戸惑いつつも試行錯誤を繰り返し、日々自身の表現の幅を広げています。
そんな彼のブランド’Castro’の最新作が現在東京銀座のDover Street Market Ginzaにて発表されています。シグネットリングを中心としたコレクションを日本で見られるチャンスです。是非足を運んでみて下さい。
1988年イングランド北部のニューカッスル出身。美術大学でペインティングを専攻した後、ゴールドスミスカンパニーの研修プログラムでロンドンのハットンガーデンにある工房R.H. Wilkins Engravers Ltd.に派遣され、5年間の修行を積んだ若手のエングレーバー(彫金師)です。R.H. Wilkins Engravers Ltdはリングの図柄から、ウィンブルドンオープンやサッカーFAカップのトロフィーの名入れまでを請け負う、ハットンガーデンでも数少ない彫り専門の工房として知られています。そこでジェームスはシグネットリング(印章指輪ー写真中・右)の篆刻のスペシャリストとしての教育を受け、ゴールドスミスカンパニー主催のコンペにて受賞を重ねました。
これだけの短い期間で技術をマスターしたジェームスの"彫り"に対する情熱は熱く、一時期は本人曰く「見よう見真似で独学で。」タトゥーの彫り師を目指したり、大作の彫りの自習として銅製の湯たんぽに絵柄を彫ってみたりとまさに"彫りホリック"。今後このブログで紹介する「日本とイギリスの彫り方の違い」に戸惑いつつも試行錯誤を繰り返し、日々自身の表現の幅を広げています。
そんな彼のブランド’Castro’の最新作が現在東京銀座のDover Street Market Ginzaにて発表されています。シグネットリングを中心としたコレクションを日本で見られるチャンスです。是非足を運んでみて下さい。